心を建てる家づくり 〜三度の挫折を乗り越えた建築人が語る、家族の幸せを実現する住まいの哲学〜

心を建てる家づくり 〜三度の挫折を乗り越えた建築人が語る、家族の幸せを実現する住まいの哲学〜

著者:ゆうやん(伊藤雄一・サンタ王)
1965年元旦生まれ。21歳で独立起業、38歳で地域No.1工務店を築くも、病気と裏切りによる挫折を経験。妻の支えで再起し、「贈与型注文賃貸住宅」という日本初の事業モデルを開発。「家族の思いやりが溢れる家」づくりを理念に、住まいを通じて家族の幸せを実現する。

なぜ、私は「心を建てる」のか 〜5歳で死にかけた日から始まった物語〜

「お前、また怪我をしたのか」

5歳の時、石垣から落ちて危篤状態に陥った私に、両親は「自分の命と引き換えにしてくれ」と医師に泣きながら懇願したと、後に知りました。3日間の生死の境から奇跡的に生還した私は、その時から「命」の重さと「家族の愛」の深さを、体の奥底に刻み込んでいたのかもしれません。

あれから50年以上が経ち、私は多くの家族の「家づくり」に携わってきました。そして確信したのです。家づくりとは、単に建物を建てることではない。それは「家族の心」を建てることなのだと。

母の病と向き合った日々が教えてくれた「本当の住まい」の意味

小学3年生の頃、母が精神疾患を患いました。新築の家に引っ越し、私に初めての個室ができた頃でした。皮肉なことに、プライバシーが守られるはずの個室は、家族を分断する壁となってしまったのです。

「母は新居ができて、みんなの部屋ができたので、嫁姑の問題が少し解決できそうかなと思っていたみたいだけど、部屋ができると孤立もできてしまうので、お互いの話ができなくなる環境は良くないこともあると思いました」

中学時代、私は完全に自分の部屋に引きこもるようになりました。父との会話も減り、家族がバラバラになっていく感覚。その経験から、私は「開放的でありながら、必要な時には仕切れる空間」の大切さを学んだのです。

38歳、頂点からの転落 〜会社を失い、全てを失いかけた時〜

21歳で独立起業し、必死に働いて38歳で地域No.1の工務店(売上11億円)を築き上げました。しかし、誤診による半年の入院中に、信頼していたパートナーに会社を乗っ取られたのです。退院後、再起を図って1年で7,500万円の利益を上げましたが、そのお金を持って別のパートナーが逃げました。

「俺はこの世で生きる価値があるのか…」

二度の裏切りに絶望し、自ら命を絶とうとした時、妻が言いました。

「あなたの誠意は皆知っている。騙されたのは、あなたの信念に迷っただけ…」

この言葉が、私を救いました。そして気づいたのです。最終的に信じられるのは家族だけ。でも、それは世界に閉じこもることではない。家族という強固な基盤があるからこそ、外の世界にも誠実に向き合えるのだと。

「贈与型注文賃貸住宅」誕生 〜思いやりを形にする挑戦〜

再起を決意した私は、これまでの経験すべてを注ぎ込んで、日本初の「贈与型注文賃貸住宅」という事業モデルを開発しました。従来の賃貸住宅事業の問題点を解決し、オーナーも住む人も幸せになれるシステムです。

なぜこのモデルを作ったのか?それは、私自身が経験した「家族の大切さ」「住まいの重要性」「誠実さの価値」を、多くの人に届けたかったからです。

私が考える理想の住まい「5つの条件」

  1. 家族が自然と集まるリビング
    開放的でありながら、視線を適度に遮る工夫がある
  2. プライバシーと交流のバランス
    個室は孤立しすぎず、でも必要な時は一人になれる
  3. 自然な動線設計
    リビングを通っても邪魔にならない、家族の気配を感じられる動線
  4. 「行ってきます」「ただいま」が元気に言える玄関
    家族の活力がみなぎる、明るく開放的な玄関空間
  5. 思いやりが形になった収納
    広すぎず狭すぎず、家族みんなが使いやすい収納計画

なぜ「3回家を建てないと理想の家にならない」のか?

よく言われるこの言葉、私も実際に体験しました。

  • 1回目(父の家):旧家から新築へ。個室ができて家族が分断された
  • 2回目(自分の最初の家):見た目重視で、家族の動線を考えなかった
  • 3回目(理想の家):すべての経験を活かし、家族の幸せを最優先に設計

でも、本当は3回も建てる必要はありません。大切なのは「なぜその家を建てるのか」という根本的な問いに、家族全員で向き合うことです。

家づくりで本当に大切な「3つの問いかけ」

1. なぜ、あなたは家を建てるのですか?

「広い家が欲しい」「新しい設備が欲しい」それも大切ですが、その先にある本当の目的は何でしょうか?家族の笑顔?子どもの成長?老後の安心?まず、この「なぜ」を明確にしましょう。

2. 家族にとっての「幸せ」とは何ですか?

私の経験から言えることは、「家族の対話」こそが最高の建材だということ。週末の朝をどう過ごしたいか、一人の時間をどう確保するか、家族でじっくり話し合ってください。

3. 10年後、20年後も愛せる家ですか?

子どもは成長し、ライフスタイルは変化します。だからこそ、「可変性」のある家づくりが大切。完璧を求めすぎず、家族と共に成長できる余白を残しましょう。

職人として、経営者として、そして父として伝えたいこと

「職人は技術だから技術だけは一生磨け」

若い頃に先輩から言われたこの言葉を、今も大切にしています。しかし、技術だけでは人は幸せになれません。大切なのは、その技術を「誰のために」「何のために」使うかです。

私は三度の挫折を経験しました。5歳での危篤状態、母の病、そして会社を失った絶望。でも、そのすべてが今の私を作っています。挫折があったからこそ、本当に大切なものが見えたのです。

あなたへのメッセージ

「唯一無二のあなたしかできない世界観を作り出していきましょう」

家づくりも人生も同じです。誰かの真似ではなく、あなたの家族だけの幸せの形を見つけてください。そのお手伝いができることが、私の最大の喜びです。

「心を建てる」家づくりを、あなたと共に

家は完成した瞬間が最高ではありません。家族が暮らし、笑い、時には涙し、共に成長していく中で、「我が家」という唯一無二の場所に育っていくのです。

私たちサンタ王ハウスは、単に建物を提供するのではなく、あなたの家族の「心」を一緒に建てていくパートナーでありたいと願っています。

さあ、一緒に始めましょう。あなたの家族だけの、世界にひとつだけの「心を建てる」家づくりを。

まずは、あなたの想いを聞かせてください

家づくりの第一歩は、あなたの「なぜ」を明確にすることから。
無料相談では、私の経験すべてを活かして、あなたの家族に最適な家づくりの道筋をご提案します。

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