「お客様、本当にそれでいいんですか…?」私が口にできなかった、たった一言
はじめまして。サンタ王ハウス.comの運営者、「ゆうやん」こと、ひろゆきです。
私はこれまで、住宅業界の人間として、数多くのお客様の家づくりに携わってきました。そして、数え切れないほどの笑顔と、同じくらい多くの「後悔」を目の当たりにしてきました。
打ち合わせテーブルの上には、美しいパース図と、分厚い見積書。お客様は、嬉しそうにそれにハンコを押す。でも、私には分かっていました。
(ああ、この間取りでは、きっと数年後に奥様が家事のしにくさに悩むことになる…)
(この土地の周辺環境、本当にご夫婦のライフスタイルに合っているんだろうか…)
会社の方針、営業のノルマ、決められた予算。その中で、私は何度も、お客様の「本当の幸せ」に繋がらないと分かっていながら、契約書にサインをいただくしかありませんでした。喉まで出かかった「お客様、本当にそれでいいんですか…?」という一言を、何度も飲み込みながら。
この記事では、そんな私がなぜ、業界の「当たり前」に背を向けてまで、この「サンタ王ハウス.com」を立ち上げたのか。その挫折と、決意の物語をお話しさせてください。
家を「売る」ことへの違和感
私が住宅業界に足を踏み入れたのは、「人の幸せの瞬間に立ち会いたい」という、純粋な想いからでした。家は、人生で一番大きな買い物。その一大決心をサポートできるなんて、なんて素晴らしい仕事なんだろう、と。
しかし、現実は全く違いました。
現場で求められたのは、「いかにして、お客様に高く、早く、多く売るか」というスキルでした。
お客様の「理想の暮らし」をヒアリングする時間は、ほんのわずか。すぐに「では、このプランで坪単価はいくら、性能はこうで…」と、数字の話ばかり。まるで、家がベルトコンベアで流れてくる工業製品であるかのように、次から次へと「処理」されていく。
私は、家を「売って」いました。お客様が本当に望む「暮らし」や「家族の未来」ではなく、「モノ」としての家を売っていたのです。お客様の笑顔を見るたびに、私の心はどんどんすり減っていきました。
決定的な出来事。そして、業界からの逃亡
そんな日々の中で、決定的な出来事が起こります。私が担当した、ある若いご夫婦のことです。予算が限られる中、ご夫婦は一生懸命に理想を語ってくれました。「子供たちがのびのび遊べる、明るい家にしたいんです」と。
しかし、会社から提示されたのは、コストを優先するあまり、日当たりの悪い、細切れの間取り。私は、会社の言う通りにそのプランの「メリット」を説明し、ご夫婦は、少し残念そうな顔をしながらも、契約してくれました。
一年後、近くを通りかかった私は、その家を見に行きました。そこで見たのは、昼間なのに、薄暗いリビングで、小さな照明の下で遊ぶお子さんの姿でした。
その瞬間、私の中で何かがプツリと切れました。
「俺は、なんてものを作ってしまったんだ…」
私は、もうこの業界にはいられない、と強く思いました。そして、会社を辞めました。一種の、逃亡でした。
「心を建てる」という、たった一つの答え
業界を離れ、私は改めて「家とは何か」を問い直す日々を送りました。そして、様々な人との出会いの中で、ようやく一つの答えにたどり着きます。
家は、モノじゃない。家族の「心」を建て、育み、守るための場所なんだ。
雨風をしのぐハコが欲しいだけなら、安い建売住宅で十分です。でも、私たちが本当に欲しいのは、そこで繰り広げられる、家族の温かい時間や、子供たちの笑顔のはずです。
そのためには、まず「どんな暮らしをしたいのか」という、家族の「心」をしっかりと設計しなければならない。その「心」の設計図さえあれば、間取りや仕様は、自然と最適な形に決まっていく。
この当たり前の事実に気づいた時、私は、もう一度家づくりに関わろう、と決意しました。今度は、誰にも邪魔されず、お客様の「心」とだけ真剣に向き合うために。
あなたの「本当の家づくり」を、伴走させてください
これが、私がこのサイトを立ち上げた理由のすべてです。
サンタ王ハウス.comは、あなたに家を「売る」サイトではありません。
あなたが、あなた自身の力で「最高の家づくり」を実現するための、知識と知恵と、そして勇気を提供する場所です。
もし、あなたが今、家づくりに悩み、迷い、不安を感じているなら。もし、あなたが「モノ」ではなく「家族の心」を建てたいと、少しでも思ってくださったなら。
一度、私にあなたの話を聞かせていただけませんか?
私は、あなたに営業をかけることは、決してありません。ただ、あなたの「本当の想い」を整理するお手伝いをし、あなたが最高のスタートを切るための、伴走者になりたいのです。
あなたとの出会いを、心から楽しみにしています。
サンタ王ハウス.com
ゆうやん(ひろゆき)